Timeline for it list by senooken, page 77

マンドとしてのプログラミングとタクトとしてのプログラミングは形態は似てるけど機能は違うんだ。「プログラミングが得意な人」というときは注意しないといけない。処理結果によって強化されるのと人間によってプログラムを書く行動が強化されているときのプログラムを書く行動では機能が違うんだ(両方によって強化される場合を排除しているわけではない)。この機能の違いに気づくのはたぶん簡単じゃない。

@natory 推測ですが、「猫に薬の効能を説く」ことで猫が薬を飲む行動の後に「猫を褒める」とか「猫への注目」などの行動の自発頻度を上げた。そしてそういった錠剤を飲んだあとの周囲の反応が猫にとって錠剤を飲む行動の強化子として機能したのではないかと考えてます。猫に効能を説く行動は、猫が錠剤を飲むという結果によって強化されるでしょう(こっちは自信あり)。

プログラムを書く行動は文脈によってマンドとしてみることもタクトとしてみることもできる。マンドとしてのプログラミングは処理結果によって強化され、タクトとしてのプログラミングは般性強化子によって強化される。この2つでは機能が異なる。別の随伴性によって強化されている。

マンドとしてのプログラムではプログラムが綺麗である必要はない。タクトとしてのプログラムでは人間(自信を含む)からの評価が絡むわけでそこで綺麗に書く必要が出てくる。

プログラムを書く行動はマンドに相当するだろうな。聞き手はコンピュータだ。プログラムを他者と共有する場合は基本的にはタクトだろう。聞き手は人間だ。

クワガタが私の言語行動に対して何か反応してきたかどうかはよく覚えてないな。そもそも私がクワガタに話しかけたかどうかもよくわからない。

ペットに対するタクトが成立するのかどうか、ある程度成立しそうなことはなんとなく分かるんだけど脊椎動物を飼ったことがない(クワガタなら飼ったことがある)のでよくわからないな。飼い主側が「ありがとう」とかの報告行動に対して、ペット側が飼い主にとってなんか好意的な行動を取るようでそれで強化されてるのであればタクトしているといえそう。

話し手としての言語行動は聞き手が人間である必要は別にないんだよな。これはコンピュータができる前からそうだったはずだ。人類は犬に対してマンドもタクトもしてきた。

Siri とかアレクサに話しかける言語行動は基本的にはマンドだな(操作結果によって強化されるため)。しかし、「ありがとう」などと話しかけて「どういたしまして」のように返される場合は私的出来事の報告行動に対して般性強化子によって強化される行動なんでタクトになるな。

雷がひどい地域で育ったこともあり、「雷に打たれたなら、それまでの人生だったということだ」みたいな教示を親から受けてきたんだよな。これが私の死生観になんか影響を与えているような気がしてならない。雷を気にしてたら外に出られないような時期があるからな。

(といっても、車に乗ってる大人どもは雷に打たれても安全な場所にいることが多いわけで、いま思うとなんかむかつく話な気がする)

私的出来事もニューロンの発火も行動だっていっているわけなんだから別に徹底的行動主義がブラックボックスってことはないよなー。

なんで、徹底的行動主義では私的出来事も行動として研究対象とするという重大なことをこの方に伝えられなかったんだろう。日本の当時の心理学分野の専門の方でも徹底的行動主義の誤解が蔓延してたんかな……。

関数とは何だろうかhttps://www.cis.twcu.ac.jp/~asakawa/waseda2006/Essay-function.html

SIX-WORDS　たった6語の物語 | ディスカヴァー・トゥエンティワン - Discover 21https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-859-1

なんかこの本の解説にあるし、たぶんこの解釈であってそう。

Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: Beyond Freedom & Dignity (Hackett Classics)https://www.amazon.co.jp/Beyond-Freedom-Dignity-B-Skinner/product-reviews/0872206270

このレビューの中に、> I must write six more words っていう文があって意味が分からなかったんだけど、なんか six words っていう俳句みたいなやつが流行ったらしく、それを書かないといけないくらい凄いっていう意味なんかなってとりあえず解釈してる。

自由への挑戦の帯最高じゃん。欲しいわ。

ぐぬぬ、Amazon では手に入らないのか。つらい。https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6%E2%80%95%E8%A1%8C%E5%8B%95%E5%B7%A5%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80-1972%E5%B9%B4-Bestseller-selected-B-F-%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%8A%E3%83%BC/dp/B000J9OFVW/

『自由への挑戦』買うか。

飢えと渇きの体験をしよう │科学実験データ│科学実験データベース│公益財団法人日本科学協会https://www.proto-ex.com/data/415.html

人間行動に関する実験を一つみつけた。育てたいもの「感性, 忍耐力」なるほど。

そろそろ、メンタリズムの時代を終わらせても良いんじゃないかな。

っていうかすでに実験があるんだから実験を載せてよ……。

科学実験データベースに実験してないやつ載せないでよ……。

> 心は内なるもので、はっきりした形を持ちません。その教育をどうすればよいかは、古くて新しい永遠の命題です。

その「永遠の命題」を終わらせるのが行動の科学の仕事だろう。放棄すんな。こういうのがでてくるからさっさと方法論的行動主義から徹底的行動主義へと転換した方がいい。早く「心理学」の印象を塗り替えた方がいい。