Notices by 柞刈湯葉 (yubais@pawoo.net), page 5

「くらげバンチ」って名前が全くWeb漫画サイトっぽくないなと思ったけど、「ビジネスジャンプ」も字面だけ見れば全く漫画雑誌ぽくはないよな。ジャンプが漫画雑誌だということに慣れすぎただけで

「縄文ブームの今こそ必読！」とある。ブームだったのか。

縄文時代の本はこちらです
https://amzn.to/2SZt1QH

農業があったかどうかについては「単に種を植えて育てる文化があったか」ではなく「それによる社会構造の変化があったか」という観点が重要であるらしい

縄文時代に農業があったかどうかの本を読んでいたら「縄文土器のなかに空いてる穴をシリコンで型取りすると、土器を作る際に混入した種子の種類が分かる」という技術があると知って驚愕している

商業主義を否定する人間はだいたい権威主義者だったりするので、どっちかというと商業主義者でありたい

小説の巻末に文学賞の選評を載せる態度、どうも僕の神経に合わないが、これは作品の一部というよりは賞の宣伝であり広告みたいなものだと認識することでストレスを軽減できる

「アルゴリズムに支配される！」と恐怖を煽る人は、現在ある程度社会に対する支配力を持っていて、自分の地位が脅かされるのを恐れているのだろうと思う

で、なんでそんな国で『オートマン』がいまだに新刊の棚にあるのかが不思議なのだが（いや目立つから嬉しいけどさ）

聞くところによると我が国では年に1万2000点（つまり1日33冊）の漫画単行本が出るらしい。この数字を見てなお「良いものは必ず見出される」などと言う者はおるまい

自分が肯定的になれる苦痛というと長距離走や登山などの有酸素運動による苦痛なので、原稿も有酸素運動だとみなすことで締切の苦痛に肯定的に向き合えそうな気がする。具体的にはランニングマシンの上で原稿を書けばいい

「生まれた場所に帰る権利」みたいなものは基本的人権に含まれていたかしら

「紅の豚」が好きなので飛行艇にいっぺん乗ってみたいが、海で遭難して海上自衛隊のUS-2に救助される以外の方法を思いつかない

ライトノベルのタイトル、文字数が長くても声に出して読みたいリズム感があるとだいぶ印象が変わる気がするんだよな。「とある魔術の禁書目録」とか。と思ったけどあれ読み方は「インデックス」なのか。

まあ例えば「街で偶然おもしろいものを見かけた」系の写真ツイートだと、その人がコンスタントに面白いコンテンツを供給する可能性は低いので、RTが伸びてもフォロワー増にはつながりにくいだろうけど

Twitter に小説を載せると不思議なくらいフォロワーが増える。みんなそんなに小説家が好きなのか？

生まれたときから禁煙している

想像の10倍くらいRTされてびっくりしている。
https://twitter.com/yubais/status/1093844192185339904

「ハーレムもの」は男性主人公が多数の女性キャラに好意を向けられるものなので、「逆ハーレムもの」とは男性主人公が多数の女性キャラに好意を向けまくるものであり、つまり「うる星やつら」だ

オウム真理教の信者たちが「小説を読まなかった」って話が村上春樹の「約束された場所で」に出てくるけど、村上春樹に「あなたは小説を熱心に読みますか？」と聞かれて「Yes」と答える日本人あんまりいないのでは。