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これは空海の書。私、鍼治療受けてるときに、ラジオで書道の特集が流れてて、それを聴いてたから知ってんだけど。
日本の書は、中国をお手本にしつつも、中国の書より「ふわっと柔らかい」のが特徴。それが「日本の優しさ」だともいえるけど、逆に「ふわっと曖昧で、何を考えてるかわからない」って感じもしない?この字を見て、私はそう感じる。
中国における「書」は、明確に「伝える、残す」という目的があった。中国は文化発祥の地だからね。中国が生み出した「思想」を後世に残す義務があった。後進国である日本は、中国の最先端の文化を吸収しようと一生懸命だったんだけど、やっぱりわからないところもたくさんあったと思うの。でも「わからなくてもわかったフリをする」のが文化人なわけでさ。そういうの「わかったフリ」が積み重なって、日本人特有の「曖昧さ」つー文化が生まれたと私は思ってる。それが書にも表れてる。だって自分が考えたことじゃなくて、中国から学んだことを書いてんだもん。そりゃ、自信なく曖昧になるよ。「…だと思いますよ多分」って字ね、これは
▼中国の著名書家「顔真卿」の日本
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