ある朝私は一般的な人間の時間に起きることが出来気分がよかった。久しぶりの朝ごはんなので簡単に目玉焼きでもやこうかと思った。
簡単に目玉焼き、と言ったがそれは訂正しよう。目玉焼きはあまりにも奥が深い。提供される側としては黄身を半熟にするか、堅焼きにするか、あるいはたまには豪勢にハムやベーコンが付いている場合があるといった認識程度であろう。
しかし、作り手の方は違う。白身はぷるぷるに火が通り、黄身は見事な半熟で仕上げるタイミングの見極めはたいへん難しい。黄身までしっかり火を通した堅焼きにしようとすれば白身が焦げる。堅焼きの場合にハムやベーコンを敷いていれはそれらは悲惨な結末を迎えることになるだろう。ならば蓋をして水を流し込み蒸気で上部まで火を通そうか。この場合には目玉焼きと言うよりゆで卵に近いものになり香ばしさが失われる。堅焼きの問題点を一挙に解決する方法として両面焼きが存在する。私もこの方法を愛用していたがなにせ見栄えが悪い。
このように目玉焼きひとつとっても料理は奥が深い。料理なんてめんどくせぇ!という人もいるだろう。私のような場合にはそういった人の舌を唸らせるために料理をしていると言っても過言ではない。
さて、そんなことを考えている間に焼きあがったようだ。単純な半熟に、あえてベーコンは下に敷かずトマトと共に添えた。
それではいただきます
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いもむし (imomushi@kirishima.cloud)'s status on Sunday, 02-Dec-2018 10:59:34 JST
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