分散ネットワークにおけるhubzillaとzotプロトコルの機能性、立場この記事は
分散SNS Advent Calendar 2018
の参加記事になります。
あまり記事を書くのは慣れていないのでめちゃくちゃになると思いますがよろしくお願いします....今回は、私が建てているhubzillaと呼ばれるSNSについてのお話。もっと人を増やしたいという想いもついでに書いておきます。
hubzillaとは?
これ。自分でもよく理解していないんだけどもざっと次の要素になります。
zotプロトコルを採用した統合的な分散サービスなんなんだよって言いたくなりますが、これを理解するために次の要素が必要になるためなのです。
hubzillaはSNSではない
私が散々推しているのでSNSだと思われるかもしれませんがhubzillaはSNSではありません。
どちらかというと、"Googleアカウント" "Yahooアカウント"等の名称が正しいと思われます。
hubzillaには、SNS機能もありますがその他にもクラウドストレージ、一対一orグループチャット、フォトアルバム共有、カレンダー、ブログ作成、webページ作成等幅広い機能を持った統合システムなのです。
自分こそあまり活用できていないのが残念ですが....難易度高杉ねん....
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ファイルストレージ、WebDAVで接続できる。
カレンダー。G+に併せてイベントというタイトルにしているがただのカレンダー。Googleカレンダーから取り込みも出来るよ!
webサイト作成。真っ白HTMLから構築も出来るが自作拡張機能のせいで中途半端になってしまっているので直したい。
SNS。G+のような投稿+コメントシステムを用いており、接続できるプロトコルは
驚異の4種!zot diaspora Activitypub OStatusとおまけのRSSアルバム機能、フォルダで管理できるし写真のシェアにも使えるよ
LINEやハングアウトみたいなチャット機能。限定で予定立てたいときとかにオススメ。
zotてなんやねんhubzillaのために用意された独自プロトコル!MastodonでのActivitypub、hubzillaでのzot。
最大の利点が、『NomadicIdentity(遊牧民のアイデンティティ)』と呼ばれる究極の分散方式。
Mastodonの場合、アカウントはインスタンスにつき一つ。この一つのアカウントでSNSを楽しみますね。この場合、インスタンスが閉鎖してしまった時はそのままデータは消失してしまいます。アカウントはそれぞれのインスタンス固有のものだからです。
hubzillaの場合、更に上にチャンネルという概念が追加されています。このチャンネルでSNSを楽しんでいます。もうわかる人もいるかもしれませんが、
hubzillaではアカウントと実際のチャンネル数は一致していません。hubzillaではアカウントはそれぞれのサーバーで唯一のものですが、実際に運用するユーザーの本体、人格はチャンネルという別のものになり、複数作成が可能となっております。更に、このチャンネルは
アカウントに依存しない。チャンネルは、
zotネットワーク内で完全に唯一の存在であるということ。
すると、自分のチャンネル、人格、実体が複数のサーバーに存在することができるということになります。
アカウントはサーバー内で唯一。だが実際に使うのはチャンネル。チャンネルはzot内で唯一。どんなスマホからでもGoogleアカウントにログインできるように、どんなhubzillaサーバーからでも自分のチャンネルにログインできるのです。
チャンネルの所在地管理。クローンとかの管理もできる。これをどう使うかは人によりますが、サブアカウント等の必要無しにユーザーデータが丸ごとコピーされているので鯖メンテ中の退避場所として使う、鯖閉鎖時の引っ越しに活用する、など意外に使える場は多いと思います。なんせ個人経営のSNSなのですから。リスクも分散できるのはすごいと思いません?
さてそんなこんな、あまり長くても見る気失せるだろうしこれだけにしておこうか。まだクライアントアプリもろくに登場していない、使い勝手もあまりよくないようなhubzillaだけどもその機能性はハンパ無いのでぜひ遊びにきて、建てて、日本の鯖を増やしてほしいです。観測してるzot系統鯖主自分含んで二人しかいないですから.........