僕が自分の学習体験を振り返って思うことは、中学生の時に一年半アメリカの片田舎で現地の学校に通っていたことが大きい。
別にアメリカの学校が僕に何かをしてくれたわけじゃない。高校は日本の学校に行くことが決まっていたから、自分で問題集を日本から取り寄せ、自分だけで勉強していた。
うちの父親は大学教員で母親は小学校教員だったけど、何も教えてくれなかった。ただ、?るだけ。鬱陶しかった。
誰も教えてもくれず、ただ自分だけで問題を解き、わからなかったら答えを見て、自分で解釈をして自分で理解をする。その勉強法が今から考えるととてもよかった。自分の頭で全て考える勉強法。
日本の学校にいたら周りに流され、多分勉強はしていなかったと思う。下手な教師に教わっていたら、もっとわからなくなっていただろう。
だから、教えないと子どもはわからないというのは多分嘘だと思っている。本当に知らなくてはいけないことは、子どもが自分の力で学びとる。そうじゃないとほんとの学びにならない。
日本の学校は教えが過剰過ぎる。もっと放っておいたらいい。