明日、久しぶりに道徳の授業をする。
指導書によっては「道徳は読み物教材で」と書かれていたりするが、当の文科省はそんなことは言っていない(HPには映像を使った実践も紹介されている)。
僕が取り上げるのは池田香代子氏の「世界がもし100人の村だったら」(マガジンハウス)。かなり前のものだが、「精神的鎖国状況」にいる日本の子どもたち(教師にとっても!)には、価値のある教材だと思う。
いろんな映像資料とWEB資料を渡り歩きながら、世界の現状を知り、「Think globally, act locally」という生き方について考えてみたい。
僕はどんな道徳もモラルも、事実に裏付けされていなければ空虚だと考えている。文科省が「考え、議論する道徳教育」というなら、その議論のベースとなる事実が大切になってくると考えている。