各章だったり、セクションだったり、センテンスだったり様々だけど、だいたいこういうストーリーの話し方になっている。
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A(序盤の2割ほど):
一般常識としてはこうですよね? でも違うんですよ。
B(中盤):
なぜかというと、これまでの見方はこうやってて、でもこれはこういう視点で見たら違う物が見えてくる。
C(最後の1割ほど):
つまり、こうなんですよ。
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で、前にも書いたけど、Aの部分は欧米エリートの偏見的にはそうなのかもしれないけど僕はそうは思ってないし、一般的な日本人もそう思ってないんじゃないかと思われるので、ちょっと読んでてストレスになる。
Bの部分は面白い。まあ普通に統計とかやってると切り口によって見え方が違うのは常識なんで何か新しいことを言ってるわけじゃないんだけど、実例がわかりやすいので統計学入門みたいな感じで普通に読める。
Cの部分は「え?そういう結論に行くの?」ってのがある。極論に行きがちだし飛躍していることがある。