#文庫本
「総理にされた男」中山七里著 宝島社
If i were a 〜 です。政治の世界に引っ張り込まれ、「大学1年の一般教養」と情熱で総理の代役を乗り越えて行くミステリー。最後には自ら総理の重責を全うしようとする、ファーストレディーとともに。
楽しめるのは政治の世界の仕組みの数々。記者会見を始め、政党3役との会談、野党の大物とのやり取り、国会答弁、改憲問題、大使館襲撃、もう満載。これらの問題を上手くすり抜けていくが、品揃えだけで僕には満足。明日から国会中継を見ようといういになったりする。
プロットは半村良の匂いがする。半村良得意の下町人情物の匂い。人によっては好き嫌いありそう。
解説と帯を池上彰が担当していて、シミュレーション小説と評している。