「マカレル」という言葉を見聞きするたびに、院生時代に亡くなった同級生を思い出す。
なぜかというと、そいつと大学1年の頃にディスコに遊びに行ったことがあって、そこで流れていたのが『恋のマカレナ』(当時大流行した)だったから。いやもちろん意味的には何のつながりもないんだけど、地方から出てきた彼は、東京という場所の楽しさにただ目を輝かせていた。共同トイレ風呂なしのアパートに住んでいたが、Power Macintoshでいろんなことをやっていた。
彼が生きていたら、いまのiPhoneもきっと、にこにこしながら使っていたんだろうなと思う。