ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文に聞く ロックバンドは“低域”とどう向き合うべきか?|Real Sound|リアルサウンド テック https://realsound.jp/tech/2019/02/post-316161.html
“僕も同じことをすごく思うんですが、ここ数年、メジャーで活躍する日本のロックバンドのボーカルはとてもキーが高くて、ハイトーンの歌がほとんどになっている。これはハイトーンでないと歌が埋もれるから、ということ?
後藤:音域がそこしか空いてないからかもしれないですね。練習スタジオが狭いという環境も要因の一つとしてあると思いますよ。
ーースタジオが狭い?
後藤:インディーズ時代の自分たちもそうだったけれど、狭い練習スタジオに入ってバンドで「せーの」で音を鳴らしたら、ボーカルって聴こえないんです。叫ばないと曲にならない。だから初期のアジカンがエモいのは当たり前で、それはもう爆音の中でセッションしながら曲を作ってるから、叫ばないと自分が何を歌ってるかわからないからなんです。”