マイクロソフトは、バルセロナで開催されるMobile World Congree(MWC)に先がけて、現地時間24日18時(日本時間25日午前2時)よりプレス向け発表を開催します。 この発表会ではCEOのサティア・ナディラ氏に加えて、フェローのアレックス・キップマン氏が登壇することが明らかになっています。 マイクロソフトは発表内容に関する情報を公開していませんが、HoloLensの生みの親でもあり、Mixed Realityを推進するリーダーでもあるキップマン氏が登壇するため、MRデバイスHoloLensの新型が発表されるという強い推測が広がっています。 新型に集まる期待 マイクロソフトは2015年に物理的な現実にバーチャルな3Dオブジェクトをあたかも存在しているかのように見せることができるMRデバイス「HoloLens」を発表しました。2016年から開発者版の提供を始め、主にエンタープライズ向けに各産業での導入が始まっています。 2018年には競合製品となるMagic Leap Oneも登場したほか、。2017年末から2018年にかけて、次世代機となる新型を示唆する情報がマイクロソフト内外から流れるようになりましたが、2018年には発表されず、MWCでの発表に期待が集まっています。 MRデバイスにはMagic Leap社のMagic Leap One(2018)などがありますが、依然としてデバイスとしての課題が多く、HoloLensの新型が発表されるとしたらどういった性能・機能になるのかには非常に注目が集まります。特に前世代機でも課題とされることが多かった視野角や処理速度、小型・軽量化、装着感、操作性などがどの程度改善されるのか、注目したいところです。 また、初代HooLensは2,999ドル(国内価格333,800円)から登場しました。発表当初はゲームのデモも見かけましたが、産業利用に舵を切りエンタープライズ向けのソリューションとして、パートナー各社とMRの導入を促進しています。新型の価格とターゲットもポイントとなります。 ストリーミング マイクロソフトのプレス発表会はストリーミング配信が予定されています。日本時間25日2時より、専用サイトにてストリーミングが行われます。