「Chrome」へのゼロデイ攻撃が判明、最新のリリースで修正 - CNET Japan https://japan.cnet.com/article/35133827/
“Googleはこの脆弱性について、Chromeの「FileReader」に存在するメモリ管理のエラーだと説明している。FileReaderは、すべての主要なブラウザに実装されているウェブAPIで、ウェブアプリがユーザーのコンピュータに保存されたファイルの内容を読み出すのに使用される。
具体的には、CVE-2019-5786は解放後使用の脆弱性で、Chromeの割り当てメモリから解放または削除された後に、アプリがメモリにアクセスしようとする際に発生するメモリのエラーだ。こういったメモリアクセス操作の誤った処理が、不正なコードの実行につながるおそれがある。
エクスプロイトベンダーZerodiumの最高経営責任者(CEO)を務めるChaouki Bekrar氏によると、CVE-2019-5786を突けば、不正なコードがChromeのサンドボックスを迂回して、基盤となるOS上でコマンドを実行できるということらしい。”