今まで、 『nmon』や『Glances』、『saidar』といった監視ツールを紹介してきたが、今回はvmstatライクなコマンド『Collectl』コマンドを紹介する。 このコマンドは、vmstatのように出力した結果を外部ファイルに出力させる事が出来るツールだ。 1.インストール まずは、以下のコマンドでインストールを行う。 2.コマンドの実行 さて、それでは実際に『Collectl』コマンドを実行してみよう。 まずはヘルプの内容から。 結構、色々な項目を監視出来るようだ。 まずはオプションは何も付けずに実行してみよう。 確かにvmstatに似ているね。 その他、オプションを実際に利用する使い方については、以下で記述していく。 CPUの値をモニタリングする CPUの値は、オプション「-sc」もしくは「-sC」を用いる事で取得出来る。 「-sC」の方が、より詳細な内容を取得出来る。 メモリの値をモニタリングする メモリの値は、オプション「-sm」もしくは「-sM」を用いる事で取得出来る。 こちらも、「-sM」の方が詳細な内容を取得出来る。 ディスクの値をモニタリングする ディスクの値は、オプション「-sd」もしくは「-sD」を用いる事で取得出来る。 むろん、こちらも「-sD」の方が詳細な内容を取得出来る。 時刻を表示させる 時刻をパラメータ値の左側に表示させるには、「-oT」オプションを用いる。 他のコマンド風にモニタリングを行う 『Collectl』では、オプションで他のコマンド(iotopなど)のように表示を行わせる事が出来る。 まずはiotop風に表示させる。 次はtop風に表示させる。 次はvmstat風に表示させる。 こんなところだろうか。色々な表示のさせ方があり、ちょっとおもしろい。