1年ほど前、NHK特集で東京にある私立の聾学校を紹介した番組があって、とても感銘してのを覚えている。
子ども達はみんな手話で語り合い、授業を受けている。ディレクターの「耳が聞こえるようになりたいですか?」という質問に、多くの子どもが「今のままでいい」と答えていた。
手話を獲得することで考える手段を手に入れ、ろう者としてのアイデンティティを確立したと胸を張っている子ども達を見て、言葉が人を人間にすると再確認するとともに、一応健常者のあなたにはアイデンティティはあるの?と問われている気がした。
聞こえない子、聞こえにくい子に手話と日本語を | 明晴学園・乳児クラス・幼稚部・小学部・中学部
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