日本の多くの人が自身を無宗教だとするのは、たいていの場合アニミズムという自身の信仰に気づいていないだけなんだよな。お守りを大切にしてアマビエが流行る国で無宗教者が多いというのはあまりに無理がある……。日本では八百万の神が根付いているから他の宗教も受け入れるというけど、実際には全く反対で、それはアニミズムを否定する宗教を否定しているだけなんだよね。宗教的な対立がないようで実は対立してる。一神教には一つの神を信仰することで、他のあらゆる迷信を拒絶するところに価値があるし、仏教なんてあらゆる霊魂を切り捨てている。まあ、仏教は相手の気持ちを大切にする宗教であり、他の宗教を信じている人を否定しないので日本でも成立しているんだけど……。真に他宗教を受け入れるというのは、相容れない思想であることを知ることであり、この状況はとても他宗教を受け入れているとは言えない……。
そう思うと今の日本で仏教が本当の意味で広まるという状況はちょっと考えにくいな。でも科学的な知見は神や霊魂を否定する方向に機能するので最終的には仏教に収束するのだろうか……。