手洗暦2028年、人間と大便器の“冷戦“は、激しさを増していった────
手洗暦2024年、人間側は遺伝子を書き換えた《排便者》によって排泄される、大便を超えた存在“超便“を実用化。対する便器側も、同年内に“超便“を受け止めることが可能な“超便器“を開発・導入した。
そして手洗暦2025年…人間側は遂に、終末兵器“超臨界便“を開発。これは世界を終末戦争の恐怖へと陥れた。手洗暦2025年10月時点では、“超臨界便“を受け止める能力があるとされるATB(Antimatter Toilet Bowl, 反物質便器)は未だ理論構築中であり、便器側はその研究・開発を急いでいた────