「ま、待ってアビー、こ、心の、じゅ、準備があるでしょう……」
「待っていたらもう日が暮れてしまうわラヴィニア。さあ、頬を差し出して……?」
「……頬?」
「ええ。だって、顔から順に、って本に書いてあるわ。」
「あ、う……そ、その、後も……するの……?」
「もちろんよ。私にもしてね、ラヴィニア。」
「う、あ……」
顔を真っ赤にしたまま身体をこわばらせるラヴィニアを抱きしめてあげる。
早い心臓の音がしていて、いつものラヴィニアより、温かった。
少しだけ離れて、そっと、頬にキスをした。
「……思ったよりも、その、恥ずかしいわ……。」
「……う、うん……」
「次は……ラヴィニアの番よ……?」
「…………う、う……い、嫌じゃない……?」
「そんな事ないわ」
「じゃ、じゃあ、その……頬を、向けて……」
むに。
触れただけなのに、どうして。
暖かい吐息も、彼女の心音も、全てが伝わってきたみたいに、胸がぎゅう、ってして、頬がぽうっと熱くなる。
「……次は、アビー……唇……いい、の?」
「……ラヴィニア、だけよ。」
そっと瞳を閉じた。
Conversation
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?♻️✒芋緑茶??? (potegreentea@pawoo.net)'s status on Tuesday, 28-Aug-2018 04:08:45 JST ?♻️✒芋緑茶??? - 瑠璃ららこ????ガチャ禁 repeated this.
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?♻️✒芋緑茶??? (potegreentea@pawoo.net)'s status on Wednesday, 29-Aug-2018 02:22:09 JST ?♻️✒芋緑茶??? 暖かなラヴィニアの吐息が近づいてくる。ベッドのブランケットの中がとても暑くて、思わず小さく息を吐く。
瞳は閉じたまま、そっと唇が重なり合って、ラヴィニアが発する声の震えが、私の唇にも伝わってくる。
いけないこと、だけど。とても、恥ずかしくて、気持ちいい。
ゆっくりとした口づけは、そっと終わりを迎えて、口を離される。
劇が終わったときの様に、少し名残惜しい感じがした。
「……ふ、ぅ……っ……あ、あの……次は、あ、アビーから……して」
「……う、うん。任せて、ラヴィニア。
力を抜いて、そっと目を閉じて……」
瞳を閉じた少女の白肌に手を添えて、そっと、唇を奪った。小さな吐息と声が漏れて、鼓動が跳ねる音がする。
口を離す時に、また声が漏れて。
緩やかな恥じらいを時が膨らませていく。
「……やわらかいのね、ラヴィニアは。」
「へ、へんなこと、い、い、いわないで……」
「……次は?」
「……舌」
「やりかた、書いてある……?私、分からないの。」
「く、く、口を少し、ひ、開いて、お互、い、の唇と、し、舌を舐め、合う……って」
彼女の舌に、私の視線が縫い付けられていく。瑠璃ららこ????ガチャ禁 repeated this.