久々に破綻のないストーリーと視点が面白かったのでメモ
ワシがそこらを歩いていると気づかないうちにタイムスリップする事があった。調べると特定の場所を通過した際にその様な現象が起こるらしい。見た目は何も変化のないある場所を通過した時に発生する。通過する時は知覚することができない。通過した後に人に確認したり時計を見たりして始めて認識できる。後にゲートと呼ばれるようになる。ゲートは至る所にあって、通過した際に経過する或いは遡る時間はゲートによって異なる。45分後とか3日前とか5年後とか。
自分は45分ゲートの土地を買って商売を始めた。手軽な時間旅行とあって結構繁盛した。
ところがこのゲートはだんだん増えてきて、そこら中に存在するようになった。知覚できないので、人々の時間の概念はなくなってしまう。個々の時間帯にそれぞれ人が移動してしまって、自分の周りには誰も居なくなった。アレこれは人同士の交わりが無くなって人類は滅ぶのでは?と思ったところで目が覚めた。
ここ何年も星新一は読んでないけど何をベースにこんな夢を見たのかしら?