ももは激痛を感じていたが、ショックで声が出ない。一方の順平は黄ばんだよだれをももの額に垂らしながら満足している。
しかし皮に包まれた性感帯では快感が薄いのか、女性への配慮を知らない順平は初速からガン突きの容赦ないピストンを開始する。
「オ”ッ!」
「ッギモヂィダデェ…♥」
ボヂュッ、ボヂュッ、ボヂュッ、
童貞だった獣が生殖本能だけで腰を振る。
「オ”ッ!ア”ッ!ア”ッ!ア”ッ!ア”ぎっ!」
ももは突かれる度に、声変わりしたような低いトーンで嗚咽する。
目が濁り始める。口が弛緩しよだれが蜜のように垂れている。
順平はそれを見るやジュビッ!ジュゾゾゾゾッ!とももの唇を吸った。お互いのファーストキスにしてフレンチキスだ。
「アカチャンツクルノ…キボヂイダデッ…♥オボジレッ…♥」
改めて繰り返すが、これは子作りセックスなのだ。
射精感の高まりを抑える意味など最初からない。
パチュッ、パチュッ、パチュッ、パチュッ……
「射精ルネ"ッ♥射精ル"ネッモモチャンッ♥」
ももは微睡んだ意識の中でその声を聞いていた。