意味が分からなかったが、強いて言うならば雌の本能が知っていた。
"ソレ"を許したら、終わる。自分はこの雄のものになる。
パンパンパンパンパンパンパンパンッ……!
「ひゃ…ひゃめておにいひゃ――「 射精ル”ウゥゥゥウゥゥッ!! 」
ビュッ!ビュルルルッ!ドプリュッ!ドップリュッ!!!ビュブッ!
下痢便のような射精音が響いた。或いはそう錯覚するかのように気持ちよく尿道を精塊がゴリゴリと通り抜けた。
もものSSサイズの子宮は順平の精子であっという間に満タンになっているのに、順平は腰をまだ振っている。
弱った膣道の蠕動をピストンで感じる度に、痰のように濃い精子がトプトプと精嚢から抽送されるのだ。
ももには何が起こったか分からなかったが、とにかく悔しかった。失意の中で失禁した。
三十代の障害持ち中年精子が、無垢な卵子をうじゃうじゃと囲み始める。
「モモチャンッ♥アカタンツクッテ…♥ウンデ…♥オデノアカタン…♥ケンコウナアカタン♥」
「ぃや……ボク…おにいさんのあかひゃんいやっ…いやらよぉ……!」