橋本愛という人の演技はたくさん見ていても、歌を聞いたことはほとんどなかった。オリジナルの、悲しみの中にもサラッと前に進んで行こうという思い切りを感じる女の子に比べて、橋本愛は淡く儚くて悲しみを堪えきれないのに、状況を受け入れざるを得ない絞り出すようか女の子の感情が込められていてよい。もしかしたら橋本愛は、俳優として今よりまだまだいい演技ができる人なのではないかとも思わされる。
しかしこの悲しい普遍の失恋の歌を聴き続けて何十年。絶えず思い続けているのは、歌詞の男がつくづくつまらない奴だということ。
そこだけは自分の中で変わらない。苦笑。
橋本愛 - 木綿のハンカチーフ / THE FIRST TAKEhttps://youtu.be/qNrAN0V7DX4