身体性が伴ったり他者との距離が密であることが要求されたりする娯楽、たとえばダンスのようなものは廃れると思うんだよな。事実COVID-19以前はギターソロのある曲は売れないといわれてエレクトロな音ばかりが流行していたけれどいまではヴァイナルがCDより売れ、伝統的なロックが再び聴かれるようになっている。絆とかなんとかより個が見なおされるようになる。ソーシャルメディアより小説、となるかどうか、それはわれわれの活動にかかっている……くらいの気構えでいたほうがいいんじゃないかな書いたり出版したりするわれわれは。実際ソーシャルメディアって今後どうなるんだろうか。悪い意味でのピークが去年だったような気がするんだよな。
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ぴんちょんくん (ezdog@alltomorrows.party)'s status on Friday, 01-Jan-2021 01:21:20 JST
ぴんちょんくん
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ぴんちょんくん (ezdog@alltomorrows.party)'s status on Friday, 01-Jan-2021 09:19:00 JST
ぴんちょんくん
COVID-19によってソーシャルメディアがどう転ぶか。絆の密が死に直結する時代では、社会における位置づけや他者とのかかわりにおいて価値を見出すゲームはそろそろ厭われはじめるのではないか。Black Lives MatterやTime's UpやLGBTQの時代では、他人や社会とのかかわりのなかで見出す相対的な相対的な価値よりも、自己のうちに絶対的な評価軸を見出すのが主流になっていく気がする。一方で身体的な接触が疎まれる時代では生身の顔を知らないままに、ネットワーク越しの画像や短文や短い動画で、御簾ごしに和歌でやりとりする平安時代のような恋愛が一般的になっていくとも予想されるので、あるいは二極化が進むのかもしれない。そうなるとしたらソーシャルメディアはオールドメディア化するだろう。現在のテレビがそうであるように、知的水準の低い層によって支持される。そしてその支持はおそらく政権と結託した広告代理店によって洗脳のように利用される。
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