本日の書棚から適当に1冊は『ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー』(ビル・ブライソン著、朝日文庫)。
今までに読んだ中でトップクラスにおもしろい、ユーモアたっぷりのコラム集。長期間イギリスで過ごしてからアメリカに帰国した著者が、ジャンクフード、訴訟の乱発、あまりの規則の多さ、膨大な数の商品とサービス、狂ったような消費社会、郵便局のお客さま感謝デーでドーナツが配られること、パソコンのマニュアルとサポートのあれこれ、など、おかしなアメリカの現実と、それでも素晴らしいアメリカの魅力について語られる。2002年1月刊。#ライクロフトの本棚