#SS あの太陽は?黄土の地面が掘られた所の真中では、考古学者たちが顔を上げている。彼らの視線の先に、泥まみれの巨像が鎮座していた。「これはいったいなんなのでしょう?両手を広げた人間の様にもみえますが?」『にしては変ですね?胸の所に顔があるとは?あと、てっぺんにも顔のような物がある?』
「なんかの宗教の像なのでしょうか?んー?てっぺんのは我々で言うレーザー発射装置のあとにもみえないこともないのですが?」『なんらかの戦勝記念に立てた神に捧げる像なのでしょうかね?いやぁ、古代の人達はそういうものをしょっちゅう建てたとの伝承があります』
そこから数千年前のここでは:「ねーねー、おとーさん。変なの見るより、月の石のほーみたい!」