COVID-19後、時間が経つにつれて国内でも海外でもCOVID-19以前からのOSSプロジェクトや鯖は終了するものが多くなってきている。私が普段から使ってるOSSプロジェクトでさえ、プロジェクトの終了によって徐々に使えなくなっていくことが多くなって、また知ってる鯖が閉鎖していくのを何度も見てきた。海外の方はストレートにその理由を語るので聞いてると、多くはモチベーションの低下と資金不足だった。社会や経済に閉塞感が漂ったりニューノーマルに適用しようとすると、人はOSS活動からどうしても離れてしまう。なぜならOSS活動は多くの場合で社会貢献性が強く、自らの活動のためのモチベの継続は基本的に活動への評価(それは周囲の賛同や金銭等)が多くを占める。特に資金面は強いように思う。経済が悪化する中でCOVID-19以前ではOSS活動ができる環境だったものの、それを諦めざるを得ない経済環境が今現在進行形で進んでいる。
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Null (4ioskd@ukadon.shillest.net)'s status on Monday, 08-Mar-2021 21:02:11 JST Null - xanac and 雨宮凪沙/nagiko repeated this.
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Null (4ioskd@ukadon.shillest.net)'s status on Monday, 08-Mar-2021 21:02:43 JST Null では逆に海外でも国内でもCOVID-19後にOSSプロジェクトや新しい鯖が増えているのは何故か。一つは人々が家に巣ごもるようになってお家時間が増えたところは大きい。人々の表現する場の多くがデジタル空間に移動し、結果的にOSS活動を通した自己表現が増えた。それはCOVID-19禍への不満やいらだちからくる、心の動きも強いだろう。そしてもう一つは、OSS世界を自らのOSS活動によってポジティブな方向に変えようとするアクティブな人が増えたのではないか(海外ではアクティブ・デベロッパーなる言葉が生まれているが)。COVID-19で現実の社会や経済が停滞する中で様々な社会問題が発生したのと同様で、デジタル空間でも多くの問題が起きているのはご存知の通りだと思う。そういった中で特に海外を中心に、問題が日々発生するデジタル世界をOSS活動からポジティブな方向に変えるための人が増えたように感じる。それは以前からOSS活動をしていた人も含まれるがCOVID-19後に始めた人が多いように感じる(GitHubによる最近の調査では、オープンソースプロジェクトの作成は2020年4月より25%増えている。 文章の引用元: https://jp.techcrunch.com/2021/03/05/2021-02-09-the-rise-of-the-activist-developer/ )。特に私は日本のfediで言えば20代以下の若い人たちが鯖を建てたり、何かfediでアクティブな活動をしていることに希望を見出す。私はもう既に若くはない。大袈裟かもしれないが、次の未来を担う彼らに-もちろんこれは若者に限ったことではないが-様々なリソースをこれからも惜しまずに提供したいとは常々思っている。終
xanac and 雨宮凪沙/nagiko repeated this. -
Null (4ioskd@ukadon.shillest.net)'s status on Monday, 08-Mar-2021 21:03:01 JST Null 終わりにしようとしたが付け足すと、だから私たちは現在の状況下でOSS活動をしている人たちにそれに見合った評価とそれに基づいた行動をもっとすべきだと思う。これは単に評価や行動を越えて「互助」の段階に入りつつあるように考える。夜が一番長く感じるのは夜明け前、という言葉もある。私たちはお互いに助け合わなければ、OSS活動も日々の生活も共倒れになりそうな将来はそうは遠くない。これがただの杞憂ならいいのだが。
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