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そもそも自宅のコンピューターをインターネットにつなぐことはまず無理だったでしょう。いわゆるjunetに専用線とかダイアルアップで接続できるのは,junetにそもそも参加している組織の人間かその人につてのある人で,それ以外の人がインターネットにつなぐことはそもそも無理無理。今のISPにあたる事業を,junetにかかわりのない人に提供をした最初は,Internet WINだと思うけど,それが1991年頃かなあ。その時点では草の根BBSは普通にあったし,大手BBS(PC-VAN,Nifty-serve)は人を集めていたから,今の「ネット」に相当する言葉はむしろ「パソ通」でしょ……。状況が変わるのが1990年代中頃で,大手BBSがインターネット接続を実現して,電子メールが可能になったこと。また文字ベースではwwwへの接続がパソコン通信経由で可能になったこと。同じころにISPが結構各地にできて,直接つなぐ人間も増えてきたけどね~。電話代が高くてテレホーダイ必須かTri-p利用でしょ。そこを変えたのはADSL。それでようやく現代の「IP接続当たり前」の時代がくる。言い換えれば古い時代は,専用線でつながっているのでもない限り,「インターネット上のコンピューターは常につながっているとは限らない」時代なわけです。