Googleが実験として始めたQUIC(IETFに提出後のQUICとの区別が必要な時はgQUICと呼ばれる)はSPDYやHTTP/2の後継だったので443/udpという認識も間違いではなかったのだけれども、IETFへの提出後に「これアプリケーション層がHTTPじゃなくても使い道あるよね?(DNS over QUICとかできるよね?)」ということになって、HTTP由来の部分がHTTP over QUIC(現在のHTTP/3)に切り離されました。
そのため、古い文書はQUICをHTTPの新しいバージョン(HTTP/3の前身)として、新しい文書はQUICをUDP上に構築されたトランスポート層のプロトコルとして扱っています。解説などを読むときは注意。