官公庁とか、電通さんが絡むお仕事はもう全然別。「一緒にやり遂げる」とかじゃなくて、こっちが何もかも手配しないといけない。電通さんは官公庁のご機嫌をとるのが重要な仕事。そこから情報とか鍵を引き出す。そっちに時間使うからさ。資料とか業務は、もう下請けが全部やらなきゃいけない。そのかわり、動く金額がめちゃくちゃ大きいから。逆に、金額大きくなければ受けないよね。
オリンピックの開幕式なんて良い例だと思うけど。官公庁の仕事に、クリエイターの自己表現とか、そんなの全く関係ないのよ。権力者が喜ぶかどうか。それが全て。そういう仕事なのよね。だから、そのへんの感覚を理解せずに、個人の哲学で仕事してたら「ポンコツ」って言われてもしょうがない。「個人の哲学」を守って得られる利益と、「官公庁の慣例」を守って得られる利益では、100倍ぐらい差があるからさ。そのへんの割り切りとか新人さんには難しいから。それを経験のために新人にやらせるんだったら、ある程度の失敗のリカバーは上司の義務よね。官公庁の仕事落としたら、これはちょっと大変なことになる。