“ソフトウェア見積りの主目的は、プロジェクトの結果を予言することではない。見積りを行うのは、プロジェクトのターゲットがコントロールによって達成可能な程度に現実的なものかどうかを判断するためである。旅行に持っていきたい衣服は小さいスーツケースに収納できるか、あるいは大きなスーツケースを持たなければならないのか。若干の調整をすれば、小さい方のスーツケースで大丈夫なのか。そうした問いに対して、経営陣は何らかの答えを求めている。いくら正確な見積りであっても、「必要な服がスーツケースには入らない」といった回答は、ほとんどの場合、経営陣の求めるものではない。彼らが求めるのは、できるだけ多くの服を押し込むための計画なのだ。”
— ソフトウェア見積り 人月の暗黙知を解き明かす by スティーブ マコネルhttps://a.co/5hUkhvM