理由としては、EU加盟国のユーザーの一人から以下の様な非常に困難な要求が行われ、今後の運営に大きな負担となる可能性があると判断したためです。- GDPRに基づいて一ヶ月以内にバックアップを含む全てのデータを削除しろ- 他のインスタンスや検索エンジンに残ったコピーはお前らが管理者に連絡して削除を要求する義務がある- 正当な要求だから手数料を要求するのは違法- 対応しなければ私は(複数団体名)に訴える権利がある- 俺はEUのユーザーだから日本の法律や利用規約なんて関係ないからとっとと対応しろ等この人曰く、GDPRの適用範囲はEU加盟国外の個人事業主も含まれるらしく、EUのユーザーにサービスを提供した時点でGDPRの対象になるとのことです。(これについては弁護士に確認中)GDPRの罰則金は最大20,000,000ユーロ(約26億円)、または全世界年間売上高の4%のどちらか高い方とされており、訴訟なんてされよう物なら破産とかそう言うレベルじゃありません。これらの要求は最終的になんとかMisskey.io内だけで保持しているデータを1年ほどで削除すると言う形で話が進んでいますが、今後このようなユーザーが増えた場合は対応しきれないので、利用規約でEU加盟国のユーザーはアカウントの作成を禁止しました。