Conversation

ゆっくりと読み進めていた『サピエンス全史』を上下巻読了。栄光と悪夢が表裏に刻まれた一枚のコインの様な我々ホモ・サピエンスの過去と未来。「不老不死になり人間の行く末を観てみたい」という感情と「今すぐにでも自殺したい」という感情が同時に押し寄せてくる凄まじい本だった。「無人島に一冊だけ持っていくなら何の本？」という質問に対する答えが出てしまったかもしれない(上下巻だから二冊だが)。ハードカバー持ち歩くの嫌いだから文庫版出たらあらためて買う。帯の文句みたいなこと言いたかないが「人類必読の書」レベル。