「刑法175条は,条文規定の不明確性といった問題を抱えているが,この問題は主に,明治期日本が近代法を導入するにあたって生じてきたことに端を発する.本稿は,主に現行刑法改正前の規定である旧刑法259条の編纂過程からの議論状況を参照し,猥褻物関連の犯罪が日本にどのように受容,継受されてきたのかを考察するものである.」
刑法175条の再検討―旧刑法259条の立法、議論状況について―https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=9221&item_no=1&page_id=13&block_id=21