"ウォーノックも参加していたアンスコムのセミナーで、ある時、あまり賢くないクライストチャーチの男子学生が、知覚についての素朴な質問をした。それは「私の見ている緑が、あなたの見ている緑と同一だとどうやってわかるのか」といった類の、ウォーノックいわく幼稚な質問だった。ところが、アンスコムはその質問に大喜びして、彼の質問を「トッパム氏の問題」と呼び、その問題について2週間ほどセミナーで議論した。けれども、気をよくしたその男子学生が少し哲学の勉強をして、3週目にヒュームかバークリーの名前に言及したとたん、アンスコムの恩寵を受けられなくなったという" https://webmedia.akashi.co.jp/posts/4522