まあ、なんでもそうよ。私も自分の企画が社長に通ったことないもん。でもさ、すっごく面白いのがさ。絶対に企画を通さない重役こそが「チャレンジする気持ちを忘れずに、どんどん行きましょう!」って言うのよね。でも、他人のチャレンジは認めないの。自分がチャレンジしたいの。これはホントに、どの会社もそうだけど、まず一番偉いのは「お金を出す人」なのよ。この場合は出版社。それでさ、この場合の「作品を作る」つーのは、自分のチャレンジじゃなくて、出版社のチャレンジをお手伝いしてるってことなのよね。そりゃそうなのよ。新人をデビューさせるって、めちゃコストがかかるんだもん。失敗したら時間もお金も大損よね。「新人育成」ということで、莫大なお金出してチャレンジしてるのは出版社なの。
でさ、この場合は、自分が描きたいものを描くより、担当の人がどんな作品を出したいのかヒアリングしてさ。それで、担当が面白いと思う者と、自分が面白と思えるものの中間点を探るのが正しい。このやり方だったら、才能なくても面白いモノ作れる。一人の思い込みはダメなのよ、絶対。とにかく議論して、複数人で面白いと思えるポイントを探るしかない。