独裁政治は権力を集中させ、権力が集中すると権力者は国家という機構の自己保存の範囲を可能な限り、権力者自身に適合しようとする自己を保存しようとする意志、これは生命が持つ本来的なものであり、これなくして存続は叶わないこのために、国家権力が独占される状態において、権力者に制限された国家機構の自己保存の枠組みから外れる者たちが標的とされるのは至極当然の成り行きである自己保存に必要なことは自己を維持・拡大し保存しようとすることと同時に、自己を規定すること、言い方を変えれば友と敵を決める(友敵理論)ということであるつまり、国家は自己保存を求めるために自己の範囲を規定し、自己の範囲外これが攻撃実行範囲とする