一般に「やる気」といわれるような感覚を感じられているとき、そこには正の強化の随伴性が働いている。「やる気」を操作するならその正の強化子を実験によって発見し行動の直後に出現させるのがよい(なお、人間の場合は言語行動の影響で直後に出現しなくても効果がある)。
また、「やる気がないがやる」というような感覚で行動しているとき、そこには負の強化の随伴性が働いている。素朴な言いかたをすると行動をすることで嫌悪刺激が消失するようなときにこういうことが起きる(この表現は厳密な定義とは異なるので注意)。
一般に「やる気」といわれるような感覚を感じられているとき、そこには正の強化の随伴性が働いている。「やる気」を操作するならその正の強化子を実験によって発見し行動の直後に出現させるのがよい(なお、人間の場合は言語行動の影響で直後に出現しなくても効果がある)。
また、「やる気がないがやる」というような感覚で行動しているとき、そこには負の強化の随伴性が働いている。素朴な言いかたをすると行動をすることで嫌悪刺激が消失するようなときにこういうことが起きる(この表現は厳密な定義とは異なるので注意)。
人は私的出来事上で言語行動によって嫌悪刺激を作成しこれをなくす機能を持った行動を起こすことができる。これは負の強化の随伴性による行動である。人はなんて恐しい機能を手にしてしまったんだ。
誤解を恐れずにいえば「やる気スイッチ」は存在する。しかし、それは押せば「やる気」なる概念の状態を変化させるようなものではない。行動の後に随伴する環境を操作することによって、行動の頻度や強度を大きくできると言っているに過ぎない。
正の強化の随伴性で行動している場合には行動が自発的に発展的な行動を起こしていくことが分かっている。負の強化の随伴性で行動しているときは、嫌悪刺激とかがなくなり次第行動は止まる。
「言われなければやらない」なるような不満を言うものは、その状況を作りだしているのが、言っている本人であるということを知る必要がある。
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