いままで本当は型クラスが欲しいのに「これは私には要らないものだ……」とずっと自分に嘘をついていたんだ。OCaml を使ってたときはモジュールのファンクターを使えば型クラスとかなくても生きていけるとか思ってたし、Typed Racket も Typed Racket にしかない良いところがあるだろうと感じていたし、Guile を使ってるときは自分がミスらなければ別にいいわみたいな気持ちにすらなっていた。
しかし、Coalton で Common Lisp 上で型クラスのある静的型付きのプログラミング言語がシームレスに使えると知ってしまったその瞬間に知ってしまった。私は型クラスが欲しかったんだ。本当は型クラスを使って抽象度の高い関数を書きまくりたかったんだ……。