佐藤方哉氏の意志を継ぎ、私は正の強化/負の強化/正の弱化/負の弱化の用語の使用をやめます。今後は好子出現による強化/嫌子消失による強化/嫌子出現による弱化/好子消失による弱化を使用します。
主な理由は、こちらの用語の方が一般に理解しやすいということと、よりスキナーの思想により沿った表現であると感じられるという2点です。
佐藤方哉氏の意志を継ぎ、私は正の強化/負の強化/正の弱化/負の弱化の用語の使用をやめます。今後は好子出現による強化/嫌子消失による強化/嫌子出現による弱化/好子消失による弱化を使用します。
主な理由は、こちらの用語の方が一般に理解しやすいということと、よりスキナーの思想により沿った表現であると感じられるという2点です。
好子/嫌子という用語改善を今の日本行動分析学の主流派?が受けいれないの、スキナーの思想を軽視した結果のようにしか見えない。
好子/嫌子に厳密な定義を与えていて、その上で嫌子を行動制御に使うのは基本的に止めた方がよいという結論が出てんだから、それを理解しやすい用語を使った方がいい。
スキナーが現在でいう弱化に罰(punishment)という語を当てたのは明らかに意図的である。でも「負の強化」も罰的であることその用語ではうまく表現できてなかった。「嫌子消失による強化」はうまく罰的であることを表現できているわけであり、その点において好子/嫌子の用語改善は本家を超越している。
好子/嫌子の発明は日本の行動分析学における成果の一つであって、これを無碍にするのは本当にもったいないことだと思う。
@tojoqk なんの話か全然わかってないんですが面白そうなんで勉強してみたいです。このトゥートの本が良いんですか?https://mastodon.tojo.tokyo/@tojoqk/107575403935616191
正直なところ、現在の行動分析学を学ぶには他の本の方がいいです(なにしろ、1976年の本ですからね)。
しかし、日本の行動分析学の本の中でこの本よりも面白いものはないだろうと自信を持っていえます。
また、もしも買うなら中古ではなくて新品のものを購入することをおすすめします。
この本について紹介したいところですが、どの部分について話してもネタバレになってしまうので、詳しくは何も言えません。
@kaznak この『行動理論への招待』でも、行動分析学の基礎理論を学ぶにあたって不足はないことは確認しました。現在でも通用する本です。
@tojoqk あ、良かったです。探してみます。わざわざありがとうございました。
万が一ですが、『行動理論への招待』が難しいと感じた場合には下記の本を先に読むのが良いかもしれません。
行動分析学入門 ―ヒトの行動の思いがけない理由 – 集英社新書https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0307-e/
私は行動分析学をある程度学んだ後に『行動理論への招待』を読んだため、私とは条件が異なることは明らかです。ただし、行動分析学の知見を使って考えると初心者であっても『行動理論への招待』の方がより効率的に行動分析学の基礎理論を学習できるだろうと感じています(この予測が外れたとしたら私もまだまだ行動分析学の学習が足りていないのだなと思います)。
@tojoqk ありがとうございます。招待、の方はこれですね?https://www.amazon.co.jp/dp/4469210560/早速注文しました。
@kaznak 即時強化できない状況だったため反応が遅くなってしまいました。そちらの本で正しいです。
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