自宅療養の高齢者 自覚症状ないまま悪化するケースも 東京|新型コロナウイルス|NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220201/k10013461001000.html
2022年2月1日 17時25分
新型コロナウイルスの感染急拡大で、自宅で療養していた高齢者が、自覚症状のないまま状態が悪化するケースも出てきています。
東京 渋谷区で在宅医療を専門に行うクリニックには先月中旬以降、保健所からの往診依頼が相次いでいます。
31日夕方には保健所から「71歳の男性が自宅で療養中だが血液中の酸素の値が低い」という連絡を受けて駆けつけました。
医師がパルスオキシメーターで男性の血液中の酸素飽和度を測ったところ、82%と酸素投与が必要な状態でしたが、男性は息苦しさを感じないと話し、自覚症状がないうちに状態が悪化していることが分かりました。
酸素濃縮装置で最大量を投与しましたが値は十分には回復せず、医師は高度な医療が受けられる病院への入院が必要だと判断し、男性はその日のうちに入院したということです…