みなし陽性、自主療養… 崩れる「検査・受診」の原則 感染激増で医療省力化 - 産経ニュース https://www.sankei.com/article/20220206-NKVCKC26ZBJLFPSAWQ3X27AHGU/
2022/2/6 20:04 新型コロナウイルスのオミクロン株による感染急拡大で、「検査、受診」という初期対応の原則が崩れつつある。東京都や大阪府などでは、感染者の濃厚接触者となった同居家族に発熱症状などが出た場合、検査をせずに医師の判断で感染者とみなす仕組みを導入。自主的検査で陽性を確認後、医療機関を受診せずに自宅療養することを認める自治体もあり、圧倒的な感染者数を前に対応の省力化を余儀なくされている。
従来のコロナ対応では発熱などの症状が出た場合、医療機関などを受診。検査結果などから医師が陽性と診断すれば、感染症法に基づき保健所に届け出る。ただ1月以降、過去の波を大幅に上回る感染者数と濃厚接触者が出たため、発熱外来の受診や検査需要が急増し、医療機関の負担軽減が急務となった…