これはさ、ホントに大げさな話じゃなくてさ。出版社って「金儲け」のためなら、なんでもやるの。マジで。プロなのよ。占いとか、UFOとか、嘘でもなんでもやるでしょう。マジでプロなの。
だから、大ヒットした漫画には、必ず「仕掛け、構図」があるのよ。
それを出版側は知ってるから「教育的な漫画」は、別枠で評価しようという動きもあるわけ。そういう評価枠もある。
コロコロコミックなんかは、小学館だから。教育学的なコンセプトが強いのよ。子供に元気、夢とか希望を与えるつーさ。それがないと企画が通らない。そういう出版社だから。
でも、集英社は売れることが全てなの。売るためなら、どんな作戦でもやれっていう考えなの。
集英社が悪いわけじゃなくて。でも、ガスマスクが思ってるほど、漫画ってぬるくないのよ。相手の心を狙い撃ちにするの。金儲けのために、計算して快感を与えるの。「手塚漫画」「藤子不二雄漫画」とは、また違うのよ。
善悪で語ると良くないけどさ。でも「快感には構図がある」ってこと。漫画つーのは、立派な書物だから売れてるわけじゃないわよ。