まあネタの話にマジで返して申し訳ないんだけど……。外交関係を樹立したからって外交使節（まあ大使）を相手国に常駐させなきゃいけない「義務」はない。郵便とか電話とかで済むならそれでもいいし，テレワークでもいいし，出張でことにあたってもいい。（なにせ行政権の長と外務大臣は当然にその国を代表しているものと解されているから，なんなら必要な時に行けばいい。）出張でことが済めばいいのなら，複数国を１人の大使で兼務させるのも問題がない。当然独立の建物でなくてもいいし，実際マンションの１室なんて例はざら。ちなみに日本がどこの国にどんな公館を置いているかは https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/ なんと設置基準まで書いてある。また日本にどんな国が公館を置いているかは https://www.mofa.go.jp/mofaj/link/emblist/index.html なお，外交関係と領事関係は本来別物。大使は相手国において自国政府を代表する者だけど，領事は相手国において自国民を保護する者。（大使は領事を兼ねてもいいし，実際日本は（国際機関代表部以外は）全部兼務させているんでややこしいけど，本来は別物）ゆえに領事については「名誉領事」と言って，相手国（接受国）の国民を領事にしちゃうことは結構ある。参考文献（笑）　「国際法からはじめよう」p137以下