飛鳥部勝則『殉教カテリナ車輪』を読んだよ。超古典的な密室殺人パートが埃をかぶるほどに古くてもっさりしているのは、そのパートでは本格ミステリの模倣をあえて書いているんだから当たり前ってことで。その対比として、図像学を駆使して絵画の主題と意味を探索するっていう「形は違えどまさに本格ミステリ」なパートを配置しているのがおもしろ。ハードカバーで300ページほどの内容がすべて、実は冒頭に開示されていた2枚の絵画のうちに繰り込まれて収斂していたことが明らかになるのもおもしろ。その後の作品では作中で突然「モダンホラー談義」を始めてニヤニヤしたものだけど、その片鱗はすでにデビュー作の中にも忍ばせていたってところもおもしろ。飛鳥部勝則の長編は『黒と愛』『堕天使拷問刑』に続いてようやく3冊目を読んだことになるけど、今回も当然のように素敵な作品でございました。せっかくだし、このまま『バベル崩壊』にも手を付けちゃおうかね。#飛鳥部勝則 『殉教カテリナ車輪』
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ゆらのふ (eulanov@m.eula.dev)'s status on Sunday, 08-May-2022 03:01:32 JST
ゆらのふ
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ゆらのふ (eulanov@m.eula.dev)'s status on Sunday, 08-May-2022 03:02:36 JST
ゆらのふ
『バベル消滅』だったかも知れない。『パズル崩壊』と混じったかもしれない。
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