姪に会ったらいつも「会えてうれしいよ」「本当に大きくなってくれてありがとう」「愛してるよ」と言ってしまう。少し恥ずかしくて、なぜか拙い英語で言う時もある。そっちのほうが後々恥ずかしくなるのかもしれないけれど、姪に自分の気持ちを言いたいのが勝つ。何かするたびに「かわいい」「なんでこんなに愛らしいんだ」「本当に天才なんじゃないの」と言い、スマホのカメラを向ける私に姉がいつだったか「それ本当に思ってるの?」と笑いながら言った。「当たり前じゃん」ときっぱり言った。姉はまた少し笑った。
褒められるのが好きだし、みんなに褒めて欲しい。子供の時、謙遜ゆえ自分を褒めてくれない両親の言葉を本気にとってしまっていた。自分はきっと本当に「まだまだ」「できない子」なんだ。大人になって親の言葉の意味としては分かるようになってきたけれど、でも当時受けたショックのほうを先に思い出してしまう。もしかしたら自分が子供を産んだりしたら、親の気持ちを体験していくことで許せるのかもしれないけれど、自分には子供がいないし、その選択をするつもりがない。
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カンミ (pantabekanmi@mstdn.jp)'s status on Tuesday, 15-Nov-2022 12:06:16 JST カンミ