ダサいとかじゃなくて、それってヤクザのちゃんとした活動なのよ。とにかく、誰かに「恩義」を「売る」わけよ。それで事業が拡大したり、新しいスタッフが入ってくるのよ。
「良いヤクザ」っていう神話が長く支持されてるのは、ヤクザがたくさん「恩義」を売ってきたからなのよ。
「成り上がり」って、そういうもん。ホントにめちゃくちゃ地味なところから、わらしべ長者みたいに恩を売り続けて出世していく。
「売った恩」で生きていくつーのは、今の会社社会でもあると思うわよ。私もそんな感じ。若い時にむちゃやって「恩を売る」つーさ。