言いたいことはすげーわかるんだけどさ。
「仕事で死ぬことは絶対にない」のよ。やくざとかでもない限り。
学校の受験でも、ワールドカップのPKでも、失敗しても物理的には死なないじゃん?
そこに「大きすぎる恐怖を感じる」つーのは、向き合ってるとかじゃなくて、過剰反応だと思うのよ。
逆に「無職」つーのは、実際に生活に困るし、生きていけない状態になるじゃん。乞食とか。それは起こりえる事態だから、回避するために全力で逃げるのは正しいのよ。
つまりさ、鬱になって無職になるヤツって。どうでもいいことに恐怖を感じて、ほんとに避けなきゃいけないことに対して鈍感なのよ。
向き合ってるんじゃなくて、向き合い方が奇妙なのよ。
三島由紀夫も切腹して死んだけどさ。日本に向き合ってたつーより、向き合い方がなんか変なのよ。
間違ってるつーより、なんかこう、大きさの受け止め方がズレてるつーか。
どうでもいいことを大きくとらえて、大事なことを小さくとらえちゃう。逆転現象が起きてると思う。