本日の書棚から適当に1冊は『なめらかな社会とその敵』（鈴木健 著・勁草書房）。スマートニュース会長の著者による学術書。5年前に出版され、大きな話題となった。勁草書房の本としては大ヒットではなかろうか。それはともかく、社会や政治を論ずるのにこれだけ数式が出てくる本も珍しい気がする。その分読むのに時間かかったけど、数理的な裏付けがあるのは大きなメリット。そして圧倒的な知的刺激を受けられる本。100年後にはここに書かれていることが常識になっているかもしれない。
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