ああ、これは僕の見解が一部逆なんだな。
構成員を部品として使い捨てざるを得ない組織では連帯責任制やいじめ行為自体は必要悪になり得る、という見解は僕も持っています。
ただ、人事上の問題として構成員を取り除く場合、「一刻も早く後腐れが無い処置」が求められる筈で、それこそ「警官や立ち向かうべき暴力」とは関係ないコストである筈、という見解。該当ブログから読める「組織的手続き」は迂遠すぎてむしろこの原則に反してるし、人事的問題なら叩き上げではなく学歴持ちのキャリア組事案だろうし、組織的なリアリズムに基づいたジャッジというより、官僚組織特有の怠惰と歪みだよね…と思ってしまう訳です。
そりゃ当人がジャッジできればそれで済む話ですが、警察組織自体が「個人が考えること」を奪う訓練をしている筈で、そのプロセスまっただ中の青年が判断するのは難しかろうし、「既にこうなってしまった」人に自己責任を説くのは追い打ち以上の効果が現実問題与えられるとも思えず…僕の中では、無駄なコストを払うこと承知で手を差し伸べるか、無理ならきっぱり離れるかの二択になってしまう。これが全て正しいとも思わないですが。