アメリカでフィクションの規制が厳しいのは、それだけ治安が悪くて「犯罪者が真似るかもしれない」という社会情勢があるから。
ガッチャマンの頃から「このままでは米国放送出来ないからドバッと内容を改変する」というテコ入れ改変作業が当たり前になってる。ピストルは絶対出さない。人は死なない。犯罪を美化しない。女の裸を描くな。主人公は完璧超人じゃないとダメ。云々…
でも米国ってのは、一度決めた法律がマズイと気付いたら、後で論争して改めるという風習もある歴史の浅い国だし、禁酒法とかコミック規制とか、一旦無茶苦茶な法律を作っても、後から規制緩和される傾向にある。とりあえずやってみて、ダメだったら改める。
対して日本では、JASRACとか書店の再販制とか自動車制度とか、一旦決めた法律を元にしたビジネスが展開し過ぎて、今じゃ殆ど意味ない法律だけど、ちょーっと法律を変えただけで大混乱だから現状維持でいいや…っていう風習があるでしょ。
私は法律の専門家じゃないから、そこん所には疎いけど